Specter Desktopは、Bitcoin Coreをベースに構築された、使いやすく高機能なGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)です。ハードウェアウォレットやエアギャップデバイスを用いたマルチシグ設定に特化しており、Blockstream Jadeにも対応しています。必要に応じて、シングルシグ構成でも利用可能です。

注意:Specterは専門的な技術的知識を要する設定が含まれるため、多くのユーザーは直感的に使える Blockstream Green の利用をお勧めします。

前提条件

  1. **Blockstream Jadeの初期化**を行ってください。

  2. **Specterのドキュメントを確認**し、プラットフォームの仕組みを理解してください。

    ※ 事前理解が不十分なまま進むと、トラブルの原因になる可能性があります。


デスクトップでの設定手順

  1. Specterをこちらのリンクからダウンロードします。

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  1. SpecterはBitcoin Coreノードと連携して動作します。お使いのPCにノードが既にある場合は**「Connect existing node」**を選択してください。ノードがない場合は「Setup a new node」を選択してください。

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  1. ノードへの接続後、「Add new device」をクリックし、Jadeを署名デバイスとして追加します。

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  1. デバイスの種類は「Jade」を選択します。

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  1. デバイス名を入力し、Blockstream JadeをUSBで接続します。Jadeの電源が入ったら、**「Get via USB」**をクリックしてキーを読み込みます。続行するには、JadeにPINの入力を求められます。

ヒント:

Specterを使用する前にBlockstream Greenアプリが閉じていることを確認してください。

Greenが起動していると、SpecterがJadeを正しく検出できないことがあります。

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