Jadeは、デバイス上でマルチシグ構成を登録・バックアップする機能を備えており、受信アドレスと変更アドレスの検証が可能です。また、保存した構成をソフトウェアウォレットにエクスポートできるため、ファイルを失った場合でもマルチシグウォレットを再構築することができます。

ヒント:

Jade では、最大 8 個を利用した 8/8 マルチシグを登録できます。

バックアップマルチシグ構成

  1. 希望するウォレットアプリのキーの 1 つとして Jade を使用して、マルチシグウォレットを設定します。まず通信方式に応じて、以下の方法で Jade にウォレットを登録するよう指示します。

注:

マルチシグの設定方法については、手順が異なるため、特定のプラットフォームのドキュメントを参照してください。

  1. Jadeで関連する署名者を順番に確認し、それぞれの情報をチェックします。各項目は選択でき、必要に応じて全画面表示することも可能です。

  1. 登録を確認すると、Jadeはこのウォレットの受信アドレスを検証できるようになり、署名時には変更アドレスも自動で検証します。この登録情報は、アクティブ状態のセッション中に、「Options」「Wallet」、**「Registered Wallets」**の順に進むことで後から確認できます。

バックアップのエクスポート

  1. Jade にログインし、「Options」「Wallet」、**「Registered Wallets」**の順に選択します。エクスポートする登録済みマルチシグファイルを選択します。

  1. **Jade で「Export」**を選択します。コンパニオンアプリでウォレットをインポートするオプションを見つけます。ファイルが正常に読み取られ、マルチシグウォレットが再構築されるまで、コンパニオンデバイスを使用して QR コードをスキャンします。