Jadeを使って完全にネットワークから隔離された状態(エアギャップ)でビットコインを送信するには、まずコンパニオンアプリでトランザクションを作成します。

次に、そのトランザクション情報をQRコードとしてJadeに読み込ませ、Jade上で承認(または「署名」)を行います。トランザクションが署名されると、Jadeは署名済みの情報をQRコードとして表示しますので、そのQRコードをコンパニオンアプリでスキャンすることで、インターネットへブロードキャスト(送信)できます。

注:

このガイドでは、Sparrow を使用したエアギャップについて説明します。Sparrow以外のコンパニオンアプリをご使用の場合は、それぞれのアプリに記載されている手順をご確認ください。

QRを用いたエアギャップトランザクション

  1. QR 対応のコンパニオンアプリを開き、送金先アドレスと送金予定額を入力して新しいトランザクションを作成します。

  1. 未署名のトランザクションをQRコード形式で表示させ、エアギャップのセットアップを行ったJadeにアクセスして**「Scan QR」**を選択します。進行バーがいっぱいになるまで、JadeのカメラをアニメーションQRコードに向けます。

ヒント:

QR の読み取りに問題がある場合は、コンパニオンアプリで QR の密度を下げてください。

  1. Jadeの画面で、送信先アドレスと金額が合っていることを注意深く確認してください。問題がなければチェックマークを選択すると、署名済みのトランザクションがアニメーションQRコードとしてJadeに表示されます。

その後、コンパニオンアプリ側で「 Scan QR」を選択し、デバイスがアニメーションQRコードを読み取り、進行バーがいっぱいになるまで待ちます。その後、アプリ上でトランザクションをブロードキャストすれば、送信完了です。

ヒント:

QR のスキャンがうまくできない場合は、Jade の「Options」 をクリックし、密度またはフレームレートの設定を下げてください。