アクティブ状態のセッション中に利用できるQRスキャン機能によって、Jadeのカメラは様々な種類のQRコードを読み取ることが可能です。
この機能により、USBケーブルやBluetooth接続を使わずに、Jadeとコンパニオンデバイス間で完全にネットワークから隔離された状態(エアギャップ)での通信が実現します。
QRスキャン機能
以下のデータは、BC-UR形式でエンコードすることも、単なる文字列としてQRコード化することもできます。
- **PSBT :**
コンパニオンデバイスからトランザクションデータを取り込み、Jadeが署名後にQRコードでウォレットアプリに表示します。
- Bitcoinアドレス:
送信者と共有する前に、コンパニオンアプリで生成された受取アドレスをJadeで検証します。
- **SeedQR :**
アクティブ状態のセッション中にウォレットを素早く切り替えることができ、マルチシグユーザーに特に便利です。
- **マルチシグ設定:**
特定のウォレットの入金アドレスと変更アドレスの検証を可能にするために、Jadeにマルチシグの設定情報を登録します。
- OTP (One-Time Password) :
Jadeを2段階認証デバイスとして使用するために、OTPのレコードを登録します。
- メッセージ:
Jadeに保存されている秘密鍵を使って、Specter Desktopなどのアプリでメッセージに署名します。